時間以上の大切なこと。
2026年、明けましておめでとうございます。
昨年のクリスマス、まぁはすから子どもたちへ贈ったプレゼントは、一冊の「真っ白なスケジュール帳」でした。

初めて手にする自分だけの予定表に、「何を書き込めばいいの?」と戸惑う子ども。「学校の宿題管理をどうやればいいかと悩んでいた」子ども。一方で、受験を目前に控え「時間管理のために、スケジュール帳を買おうと思っていた」と真剣な眼差しでページをめくる子ども。
その反応は様々でしたが、真っ白なページを見つめる子どもたちの瞳には、まだ見ぬ2026年への期待が宿っていました。
「管理」の前に、伝えたい想い
私たちがこのタイミングでこのプレゼントを贈ったのは、「子どもの記憶力という名の、穴の空いたバケツ」を少しでもフォローするため……失礼、「この1年の自分だけのドラマを、一滴も漏らさず記録してほしかったから」です!
「昨日何食べたっけ?」を救う、アナログのブラックボックス
子どもたちの記憶力って、実はとても不思議ですよね。 お気に入りのアニメの名前やゲームの裏技は驚くほど覚えているのに、「今日は、何が一番楽しかった?」と聞くと、「……忘れた」「別に」という三文字で、その日の壮大なドラマを強制終了させてしまうことがあります(笑)。
でも、本当は毎日、彼らの中には「新しい発見」や「ちょっとした事件」が起きているはず。
- 「漢字テストで、奇跡的にドヤ顔できる点数を取った!」
- 「夕食のカレーが、人生で三本の指に入るほど美味しかった」
- 「絵を描いて、気づいたら1時間経っていた……」
そんな「大人から見れば些細、本人にとっては一大事」な瞬間の数々を、スマホのストレージではなく、自分の手で紙に刻みつけてほしいのです。
未来の自分への、最高に面白い「ネタ帳」
しかも、高学年ともなれば、学校、部活、習い事と、大人顔負けの忙しい日々を送っています。そろそろ「時間の感覚」を自ら掴み始めてもいい頃です。
スケジュール帳と言っても、私たちは「午後4時に算数!」なんていう、お堅い管理を求めているわけではありません。 むしろ、「自分は何に時間を使い、何に心を動かしたのか」という、世界に一冊だけの自分専用ドキュメンタリーを書いてほしいのです。
1年後、ページを読み返したときに「自分、こんなことで悩んでたのか(笑)」とか「この日は最高に笑ったな!」と、過去の自分と握手できるような、最高に笑えるネタ帳。それがこの真っ白な一冊のスケジュール帳に込めた願いです。
スケジュール帳は、世界に一冊の「成長記録」
「自分の自叙伝」作りに取り組む。
- チャレンジしたこと
- 夢中になって取り組んだこと
- 失敗して、次はこうしようと考えたこと
日々の予定を書き込むことは、自分の「取捨選択」を記録すること。年末にそのページを振り返ったとき、そこには単なる数字の羅列ではなく、一回りも二回りも逞しくなった自分自身の「成長の軌跡」が記されているはずです。
デジタル機器を眺める時間は、誰かが作った物語を「消費」する時間。 でも、スケジュール帳に向き合う時間は、自分が主人公の物語を「編集」する時間です。
2026年、どんな「時」を刻みますか

さぁ、2026年が終わる頃、その真っ白なページが「恥ずかしい失敗」と「誇らしい挑戦」の落書きでパンパンに膨れ上がっていることを、私たちは密かに楽しみにしています!
ところで、保護者の皆さんは、この2026年をどのような一年にされたいですか?
子どもたちが自分の時間を大切にし始めたとき、私たち大人もまた、自分自身の時間をどう愛でるか、背中で示していきたいものですね。
本年も、まぁはすをどうぞよろしくお願いいたします。


