
AIは、子どもの敵ではありません。けれど “丸投げ” は、子どもの育つ力を静かに奪っていきます。 今日は、私がいま強く感じている心配と、その奥にある研究、そして「ではどうすればいいのか」を、親御さんと学校の先生方に向けてお話しさせてください。
コロナ禍が明けたころから、塾に通う小学校高学年の子どもたちが、ふとこんなことを口にするようになりました。「宿題、AIにやらせてるよ」。
学校の宿題も、塾の課題も、AIにおまかせ。それも一人や二人ではありません。その話を聞いたとき、私は胸がぎゅっと締めつけられるような、強い心配を覚えたのです。
先日、精神科医で作家の樺沢紫苑先生のお話を聞く機会がありました。先生のお話を伺いながら、あの子どもたちの言葉が、ふと胸によみがえってきたのです。
AIは「答えのある問いに答える」のが、とても得意です。なにしろ “人工知能” ですものね。だからこそ、人間が頼りきってしまうと、 “知性” が育ちにくくなる。人間性そのものにも影響があるのではないか——先生はそう警鐘を鳴らしておられました。

臨床から作家へ、そしてSNSでの発信へと活動を広げてこられた先生の根っこには、「予防」という想いがあるように感じました。私自身、元心理士としてカウンセリングよりも、人格形成ができる学童期の子どもたちの成長支援に軸足を移したのも、一対一の関わりに限界を感じ、「問題が起きる前に」と願ったからにほかなりません。だからこそ、先生のまなざしが、すっと胸に入ってきたのだと思います。
少しだけ、根拠となる研究もご紹介させていただきます。
ひとつは、2025年6月に発表された、アメリカ・MIT(マサチューセッツ工科大学)の実験です。学生さんにエッセイを書いてもらったあと、「自分が書いた内容を、どれくらい覚えているか」を調べたものでした。
正確に引用できた割合の結果:
自分の力で書いたグループ:約89%
ChatGPTを使ったグループ:0%
ただし、これは査読前の論文で、対象も54人とごく少人数です。今年に入って「再現性に乏しいのでは」という反論も出ていますから、慎重に受けとめる必要があります。それでも、AIに頼ったグループほど、自分が書いたはずの内容を思い出しにくい——その傾向が数字にあらわれていること自体は、示唆に富むと私は感じました。
もうひとつ、ポーランドの医療現場の報告も、よく似ています。
AIに3か月頼った医師が、その後、AIなしでの病変の発見率を落としていた、というのです。
大腸内視鏡の質をはかる指標が、AI導入前の約28%から、導入後はAIなしの検査で約22%へと下がったと報告されています。大人の、しかも熟練した専門家でさえ、こうなのです。育ち盛りの子どもたちは、どうなると思いますか?
大丈夫です。樺沢先生は、その答えも優しく教えてくださいました。大切なのは、自分で考え、自分の言葉で出し、間違いから学び直すこと。
「インプット → アウトプット → フィードバック」

ここで強調したいのは、「AIを取り上げましょう」という話ではありません。AIを用いる『順番』なのです。まず自分の頭で考え抜く。そのあとで、AIを “壁打ち相手” にする。この順番さえ守れば、AIはむしろ心強い味方になってくれます。逆になった瞬間に、力は育たなくなる。それだけのことなのです。
たとえば、作文の宿題。いきなりAIに「書いて」とお願いするのと、まず自分でうんうん唸りながら書いてみて、そのあとで「もっと伝わる言い方はある?」とAIに相談するのとでは、子どもの頭の中で起きていることが、まったく違います。前者では何も残りませんが、後者では「自分の考え」という芯が、ちゃんと子どもの中に残るのです。実はこれは、私がこのAIと文章をつくるときに、自分自身に課していることでもあります。考えるのは私、整えてもらうのがAI。その線だけは、譲らないようにしています。
ありがたいことに、セミナー後、少し先生と個別にお話をする時間をいただきました。そして、先生はこうもおっしゃいました。
「まずは、親がスマホやデジタル機器の使い方を見直すこと」。
ほんとうに、その通りだなと思いました。子どもは、言われたことではなく、見ていることを真似ますものね。これは大きなヒントをいただいたな、と感じています。
宿題を “片づけるもの” ではなく、”自分の頭で考え、約束したことを守る練習” に戻してあげる。それは、本物の体験の中でしか育たない力だと、私は信じています。

ご家庭で、教室で、よかったら少しだけ、意識してみてくださいね。
〜まぁはす2026 夏休みプログラムのお知らせ〜
待ちに待った、夏休み。お子さんは、何に挑戦しますか?
まぁはすがお届けする今年の夏休みも、例年通り、大忙しになりそうです。
夏といえば、人が最も成長する時期。
猛暑だからと、冷房の効いた室内だけで止まっていると、身体がうまく働かなくなってしまいます。
もちろん、暑さの対策は必要です。
そのうえで——
体を動かすことが、体の機能を正しく働かせる鍵になります。
5〜17歳の子ども
「一日およそ60分以上、体を動かすこと」
WHO(世界保健機関)より
体を動かす習慣は、体力や骨の発達だけでなく、集中力や学ぶ力、心の健康、そして睡眠の質まで高めることが、世界中の研究で確かめられています。
さらに、朝から体を動かせば、お腹も空くし、ご飯もおいしくいただける。
そして、夜の眠りが深くなります。
成長ホルモンは、眠り始めの“深い眠り”のときに、いちばん多く分泌されます。日中しっかり体を動かすほど眠りは深くなり、成長ホルモンも十分に出る——
こうして、成長の“好循環”が回りはじめるのです。
大問題
子どものスマホ・SNS・AI漬けが成長に悪影響?
ところが今、子どもたちを取り巻く現実は、その逆を向きがちです。
近ごろ、ようやく日本でも、子どもの「スマホ・SNS漬け」が大きな問題として語られるようになってきました。2025年には、愛知県豊明市が全国で初めて「スマホは一日2時間まで」を目安とする条例を定め、国(文部科学省)も、近年の学力低下の背景にスマホの長時間利用がある可能性を指摘しています。海外では、16歳未満のSNS利用そのものを禁じる国も出てきました。
スクリーン漬けが子どもに与える影響は、思っている以上に深刻です。
まず、からだ。
うつむいてスマホを見続けると、いわゆる「スマホ首(ストレートネック)」になりやすく、首には頭の重さの数倍——角度によっては小学生ひとり分にもなる負担がかかります。成長期はまだ筋力が育ちきっていないぶん、姿勢のゆがみや視力の低下にもつながっています。
先日、精神科医で作家の樺沢紫苑先生のセミナーに参加をし、その後個別でもお話をさせていただきました。先生によると、スクリーン漬けどころか、AIを使用すればするほど知性が下がることが、海外の研究でも明らかになってきているとおっしゃっていました。
さらに、脳科学者の川島隆太教授(東北大学)は、およそ7万人の子どものデータから、スマホを長く使う子どもほど学力が低く、使うのをやめた子どもは成績が上がっていくことを示しました。さらに、家で2時間以上勉強しても、スマホを3時間以上使っているとその学習効果が消えてしまう、と2013年から報告を出されています。また、脳の白質化にもなっている。
スマホを見ている間は、思考・集中・がまんする力をつかさどる「前頭前野」がほとんど働かず、毎日使い続けると、その発達まで広い範囲で止まってしまうことがわかっています。
つまり——どんなに塾に通っても、スマホ漬けでは成績は伸びにくいのです。
おまけに、ネットやゲームの長時間利用は、「寝ない・食べない・動かない」を招きやすいといわれます。眠りは浅くなり、食はおろそかになり、体を動かさなくなる。すると、先ほどの“好循環”が、まるごと逆回転してしまうのです。

この夏は、画面の外にある「本物」の世界へ。
まぁはすでは。
普段、会えない人に会いにいく。
普段、行けないところに行く。
普段、できないことに取り組む。
そして、子どもたちが「やりたい」と思ったことを、とことんやる。
体も、心も、頭も。ぜんぶ使って過ごす夏は、成長を大きく加速させます。
さぁ、今年は、どんな“驚き顔”が見られるでしょうか。
それが、私たちの楽しみであり、エナジーです。
▼ お問い合わせはお気軽に! tel. 045-567-0932
夏休み限定募集5名枠も現時点で残り3名となりました。

設立当初から、親御さんの気になる行動があります。
それは、お迎え時間に「今日は、何をやったの?」という言葉です。
時々、メールでも「子どもが報告をしてくれません」とか、「こんな報告を受けています」などの言葉も見受けられます。
子どもは部下ではありません。
ましてや、大人の所有物でもありません。
一人の独立した、尊厳のある人間なのです。
大人が上に立って「導く」のではなく、
同じ目線で、一人の人間として対等に向き合う。
それこそが、私たちが大切にしている子育ての本質であり、師匠から受け継いだ「場作り」の根底にあるものです。
どうやったら、見えない才能(潜在能力)を開花させるかと躍起になって、大人も含め、他者評価依存に晒されていませんか。
時として、親のご機嫌を取るために、子どもは「なかったことを作りあげ、親御さんに伝えることもあります。なぜそうなるのか、これまで言葉を濁してきたこともありますが、はっきりとお伝えした方が良さそうです。
それは、親との間に距離を感じているからです。事実、まぁはすの子どもたちからはこんな言葉をよく聞きます。
親は、自分の表面しか見ない。
どんなに悩んでいても、困っていても、
それを解決するヒントも与えることなく、責める。
高学年になると、語彙力も増えます。
そうすると、「領海侵犯だ」という言葉を使う子どもいます。
平和学習にも取り組んでいますので、子どもたちの語彙力は飛躍的に伸びるのでしょう。
では、そんな子どもたちは、私たちに対してはどうするかといえば、、、
大人が聞かずとも、なんでも話をしてくれます。
そうした心の安定、安心があるからこそ、子どもは目を輝かせ、自分の可能性を広げていきたいと思うようになっていくのだと思います。
つまづいたって、いいじゃないですか。
途中で、止まってもいいじゃないですか。
子どもの可能性を伸ばしたいと願いながら・・・
なぜ、みんなと同じように振る舞わせたり、
なぜ、みんなと歩調を合わせないといけないのでしょうか。
そうしたことは、AIが最も得意としていることなのに。
共働きが悪いとは言いません。私もワーカーホリックでした。(今でもそうかもしれません)
しかし、せっかく、あなたを選んで、あなたの元に生まれてきた子どもと良好な関係を築かなければ、子どもが大人になった時、パワーバランスが逆転をした時に、どうなると思いますか?
あなたの命の灯りが消える直前まで、温かな安らぎを覚えるように家族と一緒に過ごしていたいですか?
もしも、それを願うのであれば、少なくとも子どもが10歳になるまでには、良好な関係を築いておかれることをお勧めします。
どんな将来を描きたいか。
どの道を、誰と歩むのか、選ぶのは親であり、子ども自身です。
可能性という名の「種」
「うちの子には、どんな才能があるのだろう?」 「どうすれば、その可能性を最大限に引き出してあげられるのか」 子育てをしていると、こうした問いが頭を離れることはありません 。習い事に通わせたり、塾を選んだりと、親は常に子どものために最善を尽くそうと奔走します。しかし、一つだけ忘れてはならない真理があります。それは、可能性を引き出すのは「親の力」ではなく、子ども自身の内側に備わった「育とうとする意志」だということです。
親の役割は「庭師」である
親の役割を例えるなら、それは「庭師」に似ています 。 庭師は、花の茎を無理やり引っ張って伸ばすことはしません。そんなことをすれば、大切な芽は折れてしまいます。庭師がすべきことは、豊かな土壌を整え、適切な水をやり、太陽の光が当たるように見守ることです。
教育における「土壌」とは、家庭の安心感であり、「水」とは本物の体験。そして「光」とは、大人が注ぐ「信じる力」です 。
まぁはすが考える「可能性を引き出す3つの環境設定」をご紹介します。
10名の子どもたちに、芽吹くための「庭」を
現在挑戦中のクラウドファンディングは、まさにこの「芽吹くための環境」を、事情があって手放さざるを得なかった子どもたちへ届けるためのものです 。
才能がない子どもなんて、一人もいません 。ただ、芽吹くための「きっかけ」を待っているだけなのです。 10名の子どもたちが、自らの可能性に気づき、力強く根を張るための「庭」を、私たちと一緒に創っていただけませんか。皆様の温かいご支援が、未来のリーダーたちを育てるための豊かな肥料となります。
https://camp-fire.jp/projects/937770/preview
#横浜市 #貧困 #不登校 #子ども支援 #社会課題
なぜ磁石は、北を指すのか?
「当たり前」の中に「不思議」を見つける力。これこそが、イノベーションを起こすリーダーに共通する資質です。まぁはすのサイエンス・ラボでは、身近な「磁石」を入り口に、子どもたちの知的好奇心を地球規模へと拡張させます。
見えない力を可視化する「知性」
磁石が鉄を引きつける。これだけで終わればただの遊びですが、まぁはすではここから「地球の磁気(地磁気)」や「重力」の話へと展開します。 目に見えない力が、私たちの生活やこの惑星を支えていること。砂鉄が描く磁力線の美しさに触れながら、子どもたちは「仮説」を立て、「実験」し、「検証」する科学的思考プロセスを学びます。
ビジネスの世界でも、目に見える売上(結果)の背後には、必ず見えない「市場の力学」や「心理的引力」が働いています。科学体験を通じて「見えない本質を見通す力」を養うことは、将来、複雑な社会構造を理解し、新しい価値を創造する「知性」のトレーニングになります。地球という大きなシステムの中で自分が生きているという感覚(グローバルな視座)は、将来、国境を超えて活躍する際の大きな精神的支柱となるでしょう。
未来の科学者、技術者、そして開拓者へ
すべての子どもには、宇宙の謎を解き明かしたいという原始的な好奇心があります。 体験格差は、この「知の芽」を摘み取ってしまう最悪の事態です。10名の子どもたちが、磁石の不思議に目を見開き、そこから無限の未来を想像できる環境を守りたい。 皆様のご支援は、未来のノーベル賞候補や、世界を変える起業家を生み出すための「科学の種」となります。
#横浜市 #貧困 #不登校 #子ども支援 #社会課題
一期一会——ビジネスの根幹は「出会い」にある
茶道の精神「一期一会」は、多くの日本企業の経営理念の底流に流れています。一度きりの出会いを最高の価値にするために、主(ホスト)はどれほどの準備をし、客(ゲスト)はそれに対してどう応えるか。この極めて洗練されたコミュニケーションの形を、まぁはすの子どもたちは日常的に体験しています。
相手の心地よさを、自分の喜びに変える「徳性」
茶道の作法は、すべてに意味があります。茶碗を回す動作、お辞儀の角度、道具の扱い。それらすべては、相手を敬い、不快感を与えないための「徹底した利他(おもてなし)」の現れです。 子どもたちは、お茶を点てる体験を通じて、 「どうすれば相手は喜んでくれるだろうか」 「このお菓子を出すタイミングは、今で合っているだろうか」 と、自分以外の存在に対して深く想像力を働かせます。
これこそが、現代のビジネスにおいて最も求められる「顧客インサイトの把握」や「共感力」の源泉です。自分を利する前に、まず相手を利する。この「徳性」を備えた子どもたちが社会に出たとき、彼らは単なる営業マンやエンジニアではなく、関わるすべての人を幸せにする「三方よし」の体現者となります。
失われゆく日本の誇りを、子どもたちの手に
本物のお茶碗の重み、抹茶の香り、静かな所作。これらの体験は、教科書では絶対に学べません。 「お金がないから、日本の伝統文化に触れられない」。そんな格差を、私たちは許したくありません。10名の子どもたちが、この高潔な精神を学び、世界に通用する日本人として育つためのバトンを、どうか私たちと一緒に握ってください。
#横浜市 #貧困 #不登校 #子ども支援 #社会課題
資本主義のアップデートと「徳性」
「利益を追求するだけでは、企業は生き残れない」。今、世界のビジネス界はESG投資やSDGsといった言葉を使い、新しい資本主義の形を模索しています。しかし、私たち日本人には、江戸時代から受け継がれてきた素晴らしい哲学があります。それが「三方よし」です。 「売り手よし、買い手よし、世間よし」。 私は、この精神を単なるスローガンではなく、子どもの頃からの「体感」として身につけさせることが、未来の健全な市場経済を創る唯一の道だと考えています。
自分を利することが、他者を利することに繋がるという感覚
まぁはすでは、子どもたちに「徳性」を重んじるよう伝えています。徳性とは、道徳という窮屈なルールではありません。「自分の才能を磨くことが、いかに周りの人を喜ばせるか」という、三方よしの根本にある喜びのことです。
例えば、プロフェッショナルから学んだ技を使って、誰かのために何かを創る。自分の読んだ本の内容を、年下の子にも分かるように丁寧に伝える。 こうした小さな経験の積み重ねが、「自分さえ良ければいい」という独善的なマインドを、「自分と社会の幸せを一致させる」リーダーのマインドへと進化させます。
企業経営においても、顧客の満足と社員の幸せ、そして社会への貢献が一致したときに、ビジネスは爆発的な成長と持続性を得ます。まぁはすの教育を受けた子どもたちが社会に出たとき、彼らは自然と「どうすれば全員が勝てるか」を考え、新しい価値を創造し始めるでしょう。彼らが創る未来の市場は、今よりもずっと豊かで、信頼に満ちたものになるはずです。
教育こそが、最も効果の高い社会貢献である
企業が社会貢献を考えるとき、一時的な寄付よりも、その社会を構成する「人」を育てることの方が、遥かに大きなインパクトを長期にもたらします。 横浜から始まるこの「三方よし」を体現できる小学生の育成。このモデルを確立し、日本中、そして世界へと広げていく。 この壮大なプロジェクトの礎を築くクラウドファンディングに、ぜひ貴社の志を乗せてください。共に、徳性を重んじる新しい経済圏を創り出しましょう。
#横浜市 #貧困 #不登校 #子ども支援 #社会課題
割れた瞬間に、何が起きるか
ガシャーン、という音と共に、お気に入りの器が粉々になる。 その瞬間、子どもの心には「やってしまった」という強い動揺が走ります。この時、大人が「だから言ったでしょ!」と責めるか、それとも「いい実験になったね」と笑うか。この一瞬の分岐点が、子どもの一生の「挑戦心」を決定づけます。
「失敗」の定義を書き換える
まぁはすでは、失敗を「データ収集」と呼びます。 サイエンス実験で液体の色が変わらなくても、工作の糊が剥がれても、それは「こうするとうまくいかない」という立派な発見です。 私たちが大切にしているのは、以下の3ステップです。
このプロセスを繰り返すことで、子どもは「失敗しても、自分を否定されなくていいんだ」という圧倒的な安心感を得ます。これこそが、予測不能なAI時代を生き抜くために必要な「レジリエンス(折れない心)」の正体です。
親子の心の体幹を鍛える
これは子どもだけでなく、私たち大人にとっても訓練です。つい口を出したくなる自分をぐっと堪え、子どもの試行錯誤を信じて待つ。その忍耐の先に、自ら考え行動する「本物の知性」が宿ります。 まぁはすは、親子でこの「信じる力」を養う場所でありたいと考えています。
#横浜市 #貧困 #不登校 #子ども支援 #社会課題
出口の見えない親子喧嘩のループ
「褒めれば『うるさい』と突き放され、注意をすれば『お父さんだってダメじゃん!』と激しい言葉が返ってくる」 まぁはすに通い始めたCちゃんの親御さんは、そんな彼女の激しい感情の起伏に、疲れ果てていました。何を言っても反発され、家の中は常にピリピリとした緊張感に包まれている。親御さんは「どうしてこの子はこんなに攻撃的なんだろう」と悩み、Cちゃんは「どうせ誰も私を分かってくれない」と孤独を深めていました。
この時、親子は鏡合わせのように、互いに「正論」という武器を投げ合っている状態でした。この悪循環を断ち切るために、私たちは親御さんと共に、3つの「接し方の再定義」に取り組みました。
関係を再構築するための「3つの処方箋」
私がCちゃんのお母さんにお伝えしたのは、テクニックではなく、親自身の「マインドセット」を変える3つのステップでした。
まず、目の前の「喧嘩」に勝つことではなく、5年後、10年後に「どんな関係でありたいか」というゴールを明確にしてもらいました。「笑い合って食卓を囲みたい」「困った時に一番に相談してもらえる仲でいたい」。この北極星を定めることで、目の前の反発に感情的に反応せず、一歩引いて対応する「心の余裕」が生まれます。
次に、口を出す前に、Cちゃんを「ゆっくり観察する」ことをお願いしました。何を、どんな顔をしてやっているのか。その行動の裏には、どんな感情が隠れているのか。「勉強しなさい」と言う前に、彼女が何に没頭し、何に躓いているのかを、一人の人間として静かに見守る。評価や批判を脇に置いて「観察」することで、お母さんはCちゃんが発していた「小さなSOS」に気づけるようになりました。
最も劇的な変化をもたらしたのは、言葉の使い方の変更でした。 ただ「偉いね」と褒めるのではなく、「あなたが自分でお皿を運んでくれて、お母さん助かったわ(具体的な行為+自分の感情)」と伝える。 注意をする時も、「なんでやらないの!」ではなく、「その言い方をされると、お母さんは悲しいし、嫌な気持ちになるよ(自分がどう感じたか)」と、「私(I)」を主語にして伝えるようにしました。 相手をコントロールしようとする言葉を捨て、自分の心の中を誠実に教える。この姿勢が、Cちゃんの「防御本能」を解いていきました。
反発が「共感」に変わる瞬間
それから数週間後、驚くべき変化が訪れました。あれほど激しかったCちゃんの起伏が穏やかになり、お母さんと「今日ね、学校でこんなことがあったよ」と自ら話をするようになったのです。
お母さんが「評価する人」から「良き理解者」へと変わったことで、Cちゃんは「ここは自分を攻撃しない安全な場所だ」と確信しました。安全が確保されて初めて、子どもは本来の素直さや、人を思いやる「徳性」を発揮し始めます。今では、まぁはすでも年下の子に優しく教えるリーダーシップを見せてくれるようになりました。
親子は、いつからでも学び直せる
親子関係の改善に、遅すぎるということはありません。大切なのは、親が「正しい大人」であろうとするのをやめ、子どもの可能性を信じて「本物の大人(成長し続ける大人)」であろうとすることです。
クラウドファンディングを通じて私たちが実現したいのは、こうした「親子の心の再生」をサポートする場を維持し、広げることです。経済的・精神的に追い詰められ、こうした学びの機会を持てない家庭が今の日本には多くあります。 10名の子どもたちと、そのご家族に。笑顔で明日を迎えられる未来をプレゼントするために、皆様の温かいご支援を心よりお願い申し上げます。
#横浜市 #貧困 #不登校 #子ども支援 #社会課題
タイピングの時代だからこそ、手書きが価値を持つ
あらゆる文書がデジタル化され、AIが文章を生成する時代。なぜ今、子どもたちに「書」を教える必要があるのでしょうか。一流のビジネスマンほど、ここぞという時の直筆を大切にします。文字は、その人の呼吸、姿勢、そして向き合う姿勢そのものを映し出す鏡だからです。
一筆に込める、マインドフルネスと責任感
毛筆の時間は、まぁはすの中でも最も集中力が高まる瞬間の一つです。 真っ白な紙に向かい、墨をすり、筆を運ぶ。一度下ろした筆は、消すことができません。この「やり直しのきかない一瞬」に対する緊張感は、仕事における「責任の重み」を理解する第一歩となります。 また、硬筆(ペン習字)では、一画一画を丁寧に、正しい位置に配置する「規律」を学びます。
書道とは、自分自身の「心の乱れ」を整える作業です。姿勢が崩れれば、字も崩れる。呼吸が荒ければ、線も乱れる。子どもたちは、文字を美しく書く技術以上に、自分の内面を客観視し、セルフコントロールする技術を、身体感覚として習得していきます。この「整える力」こそが、将来どんな複雑なプロジェクトを前にしても、冷静に、かつ丁寧に完遂するプロフェッショナリズムの根幹となります。
デジタル時代における、アナログな強み
キーボードを叩くスピードではなく、一本の線に魂を込める力。 まぁはすは、効率化の波にかき消されそうな「丁寧な生き方」を、次世代に継承しています。 不登校や困窮によって、自分を表現する手段を失いかけている子どもたちが、書を通じて「自分自身の軸」を取り戻す。そのための環境維持に、ぜひ法人・個人の皆様のお力添えをお願いいたします。
https://camp-fire.jp/projects/937770/preview
#横浜市 #貧困 #不登校 #子ども支援 #社会課題
I had the good fortune to travel in over 100 countries.
As I consulted an opportunity to work with many decision makers, and helping to improve their results.
My goal to support improvement of children’s education.
I have seen many companies and governments struggle to give their children excellent education and taking excellent care of their children.
Until this time, as I visited in Yokohama, I saw I observed the high quality and
results of the Mahasu’s program.
The course improved children’s identity, humanities and knowledge.
This created very balanced and emotional strong children.
It is as easy as taking materials our box and children learn to study.
I encouraged to seriously consider those programs to use in your classroom.
Roice N. Krueger
Honorary Advisor
<hr />
(意訳)
私はこれまでに、100以上の国を旅するという幸運に恵まれました。
そして、多くの意思決定者と一緒に仕事をする機会があり、彼らにより良い結果を出すための手助けをしてきました。
私の目標は、子どもたちの教育を改善することです。
なぜならば、多くの企業や政府が、彼らに優れた教育を提供し、素晴らしい大人へと導くことに苦労しているのを見てきたからです。
今回、横浜にある、まぁはすを訪れた際、彼らのプログラムの質の高さに驚きました。
彼らのプログラムは、子どもたちの個性や人間性、さらに知識を向上しており、どの子もバランスの取れた感情豊かな子どもへと成長をしているのです。
箱から教材を取り出すだけで、子どもたちが自然と学習できるように作り込まれているのです。
つまり、教育の現場では、子どもの興味関心を引き出し、主体的な学びを促すことが求められます。
教材の準備をはじめ、子ども一人ひとりのニーズに寄り添いながら、最適な学習環境を整え、提供していく必要があります。そのプログラムが、まぁはすにはあるのです。
ですから、私は、このプログラムをクラスで活用することを真剣に検討していただきたいと考えています。
ロイス N. クルーガー
名誉アドバイザー
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