入室時:「学校に行きたくない」
Aちゃんは、小学2年生の時に、不登校になりました。
親御さんは、「どうしたらいいのか分からない」と、悩んでいました。
学校の先生に相談しても、「本人の気持ちが大切」と言われるだけで、具体的な対策が見つかりませんでした。 親御さんは、保育園時代のお友だちが通う、「まぁはす」にたどり着きました。
1ヶ月後:「まぁはすに来るのが楽しみ」
Aちゃんが「まぁはす」に来て、1ヶ月が経ちました。
私はは、Aちゃんとの信頼関係が築いた頃に、静かに聞きました。
「学校って、大変なところよね」
Aちゃんは、少しずつ、自分の気持ちを話し始めました。
「友だちとのトラブルがあった」
「先生に怒られた」
「勉強がよくわからない」
「自分は、学校に行く価値がないと思った」
私は、Aちゃんの話が終わるまで黙って聞いていました。
「まぁはすに来てから、Aちゃんの優しいところもたくさん見せてもらったよ」
すると、Aちゃんがいいます。
「学校に行きたいけど、勉強がよくわからない」
学校に戻るには、勉強も取り戻さなければならないことを、わずか小学2年生が知っていることにも驚きました。
そこで、学習支援も始めました。Aちゃんの資質に合った本を読むこと、さらに、計算力を高めるために、ストップウォッチを使って計算の宿題も出しました。
まじめなAちゃんは、ちゃんと宿題をやってきたおかげで、あっという間に小学2年生の勉強も終えることができたのです。
対人関係の問題も、保育園時代の仲間がいたおかげで、すぐに解決していました。
Aちゃんは、少しずつ、自信を取り戻し始めました。いろいろな体験にも積極的に取り組み、講師の皆さんからも「見違えるように優しくて、明るい女の子に変わった」と、評価が変わりました。この間、講師の皆さんが黙って、Aちゃんの成長を温かく見守ってくださったおかげなのです。
「まぁはすに来るのが楽しみ」
3ヶ月後:「学校に毎日行けるようになった」
Aちゃんが「まぁはす」に来て、3ヶ月が経ちました。
「学校に行ってみようと思う」と、晴々とした表情で話をしてくれました。
Aちゃんは、すぐに毎日登校ができるようになっていたのです。
クラスの友だちとの関係も改善されました。
親御さんからのメッセージ:
「最初は、本当に不安でした。Aが学校に行けるようになるのか、分かりませんでした。でも、先生たちがAの話を真摯に聞いてくれて、Aの可能性を信じてくれたことで、Aも、私たちも、大きく変わることができました。本当に、ありがとうございました。」
本物の大人との出会いが、子どもを変える
Aちゃんの成長事例から、何が分かるでしょうか?
それは、「評価」をしない本物の大人との出会いが、子どもの人生を変えるということです。
Aちゃんは、学校の先生や親の対応だけでは、自分の殻を破ることができませんでした。
しかし、本物の大人たちとの出会いを通じて、自信を取り戻し、学校に行けるようになったのです。
このような変化は、珍しくありません。 「本物の大人」との出会いが、多くの子どもたちの人生を変えるのです。
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