学力低下の警告ベル。スマホ画面の向こうで、私たちが本当に失っているもの。

(出典:国立教育製作所「令和7年度 全国学力・学習状況調査 報告書・調査結果資料」より)

多くの方が、子どもたちの未来を案じ、胸を痛めたことと思います。しかし、これは単に「テストの点数」だけの問題なのでしょうか。

最近、街やSNSで、些細なことでカッとなったり、攻撃的な言葉をぶつけたりする人が増えたと感じませんか? 私たちが直面している問題の根は、もっと深く、そして私たち大人自身の生活にも繋がっているのかもしれません。

東北大学の川島 隆太教授たちは、以前から警鐘を鳴らしていました。
スマートフォンなどを長時間使う子どもほど、脳の神経線維が集まる「白質」の発達が遅れ、感情のコントロールや共感性の土台が育ちにくくなり、学力も低下傾向があるとー

これは、日本だけの話ではありません。 昨年(2024年)発表された米国保健福祉省のレビュー論文“The Impact of Digital Devices on Children’s Health: A Systematic Literature Review”でも、2歳から12歳の子どもにおけるデジタルデバイスの長時間使用が、睡眠障害、行動問題、学業成績の低下、そして友人関係などにおける社会情緒的な問題に、深刻な悪影響を与えると結論づけています。

知らないことは、気づくことができません。 便利な道具が、知らず知らずのうちに、私たち自身の「人間らしさ」の土台を静かに蝕んでいるとしたら。私たちはまず、その事実をまっすぐに見つめる必要があります。

便利な道具だからこそ、つい頼ってしまう。それは、大人も子どもも同じです。 「静かにしていてほしいから…」と、ついスマホを渡してしまう瞬間。 「どうしてこんなに長く使っているの!」と、親子で気まずくなってしまう夜。 多くのご家庭で、試行錯誤されていることと思います。

面白いことに、スウェーデンの調査では、デジタル教材を使う時間が長すぎると、かえって成績が下がってしまう「弓なり」の結果が出たそうです。これは、デジタルが「悪」なのではなく、大切なのは「バランス」だということを、私たちに教えてくれているのかもしれません。

スェーデンの方針転換 (JETROの報告書に飛びます)


では、私たちは何を失いつつあるのでしょうか。
それは、インターネットで検索しても決して出てこない、大切な力です。

言葉にされていない相手の気持ちを想像する力。 自分の感情と向き合い、ぐっとこらえる力。 答えがすぐに出なくても、じっくりと待ち、考え抜く力。

これらは、人と人が共に生きていく上で、何よりも大切な「思いやり」や「誠実さ」の根っことなるものです。

WHOの見解

しかし、忙しい毎日の中でこれを完璧に守るのは、至難の業かもしれません。 だからこそ、私たちは「ダメ」と禁止するだけでなく、もっと温かく、積極的な関わりを大切にしたいのです。

ここで、私たちが本当に育みたい「力」とは、何なのでしょうか。

テストの文章を正しく読み解く「読解力」。もちろん、それも大切でしょう。
 
でも、それ以上に尊いのは、友達の悲しい顔から、その心を読み解いてあげられる優しさではないでしょうか。
言葉にはなっていない「ありがとう」の気持ちを感じ取れる、温かい心ではないでしょうか。

インターネットで検索すれば、答えはすぐに見つかります。
でも、人生には、すぐに見つからない答えがたくさんあります。 自分の頭で悩み、考え抜き、時には失敗しながらも、自分だけの答えを見つけ出していく。そのプロセスこそが、困難にぶつかった時に自分を助け、人を思いやり、自分の人生を豊かに創っていく「生きる力」の源泉になります。

デジタル機器との上手な付き合い方を考えることは、これからの時代、避けては通れません。 でも、それ以上に、私たち大人が家庭でできる、もっとシンプルで、もっと温かい処方箋があります。

同じ物語の世界を旅する体験が、人の気持ちを想像する力を豊かに育みます。

人と心を通わせる喜び。自分の頭で考える楽しさ。そして、家族と笑い合う、何にも代えがたい温かい時間。

まぁはすは、そんな「生きる力の根っこ」を育む場所でありたい。
便利な道具と上手に付き合いながら、私たちは子どもたちに、もっともっと大切なものを手渡していけるはずです。

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I had the good fortune to travel in over 100 countries.
As I consulted an opportunity to work with many decision makers, and helping to improve their results.

My goal to support improvement of children’s education.

I have seen many companies and governments struggle to give their children excellent education and taking excellent care of their children.

Until this time, as I visited in Yokohama, I saw I observed the high quality and
results of the Mahasu’s program.

The course improved children’s identity, humanities and knowledge.
This created very balanced and emotional strong children.

It is as easy as taking materials our box and children learn to study.
I encouraged to seriously consider those programs to use in your classroom.

Roice N. Krueger
Honorary Advisor

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(意訳)

私はこれまでに、100以上の国を旅するという幸運に恵まれました。
そして、多くの意思決定者と一緒に仕事をする機会があり、彼らにより良い結果を出すための手助けをしてきました。

私の目標は、子どもたちの教育を改善することです。
なぜならば、多くの企業や政府が、彼らに優れた教育を提供し、素晴らしい大人へと導くことに苦労しているのを見てきたからです。

今回、横浜にある、まぁはすを訪れた際、彼らのプログラムの質の高さに驚きました。
彼らのプログラムは、子どもたちの個性や人間性、さらに知識を向上しており、どの子もバランスの取れた感情豊かな子どもへと成長をしているのです。

箱から教材を取り出すだけで、子どもたちが自然と学習できるように作り込まれているのです。
つまり、教育の現場では、子どもの興味関心を引き出し、主体的な学びを促すことが求められます。
教材の準備をはじめ、子ども一人ひとりのニーズに寄り添いながら、最適な学習環境を整え、提供していく必要があります。そのプログラムが、まぁはすにはあるのです。

ですから、私は、このプログラムをクラスで活用することを真剣に検討していただきたいと考えています。

ロイス N. クルーガー
名誉アドバイザー

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まぁはすとの出会いが無ければ今頃どうなっていたのだろうと考えると、冷や汗が出てきます。
我が家ほどまぁはすにどっぷりとお世話になった親子はいなかったのではないかと自負しています。
子供の成長支援はもちろんのこと、健やかな成長のための様々な情報を共有頂いたり、親子の関わり方にも多大な影響を受けました。

まぁはすで脳に沢山汗をかいて日々過ごす中で、「自分の頭で考え、自分の意見を持って話し合い、解決するという思考が身についたこと」これがとても大きかったです。
学校の先生からはクラスでトラブルになった際に調整役をしてくれていると聞き、入学時には全く逆の立場(調整されている方)だったので、その成長ぶりに驚いています。

中学受験に臨む前、まぁはすの学習支援で取り組んだ「要約」のおかげで国語に大変力がつきました。

また、後半になると勉強漬けの日々になり大人でも辛いほどですが、自分で勉強のスケジュールをたてて眠くても疲れてもやり遂げていました。結果、本人が熱望する学校に進むことが出来、頑張りは裏切らないことを学べたと思います。

まぁはすで優しくて自分と真剣に向き合ってくれる信頼のできる沢山の大人(講師)と関わりを持ち、6年間で心に沢山の栄養を頂けました。
また“まぁはすスペシャルイベント”は本当に楽しみにしていて、これがあるからまぁはすは最高だよ!と心待ちにしていました。
(高学年になると学童に行きたがらないという話を耳にしますが、まぁはすには全くあてはまりませんでした。)
これらの経験を通して、子供が視野を自由に広げ、様々なことに挑戦しやり抜く力、異なる意見にも耳を傾け相手の立場を考える心が育ったと考えています。

まぁはすでの6年間は色々なことがあり過ぎて一言では語れませんが、感謝しかありません。本当に有難う御座いました。

6歳〜12歳の人格形成で大きな影響を与える時期に、まぁはすへ通い、様々な事が成長しました。
低学年の頃は、学校でもよく問題行動を起こし、仕事中に先生からの電話をしょっちゅう受けていました。
それでもかわさきさんが根気よく寄り添い、じっくり考える時間を与え、自分の頭で答えを導き出す事に導いて下さり、学校の評価は全く変わりました。
そして、6年生の個人面談では褒められる事ばかりになりました。
クラスを良くしようと、とても考えてくれている。男女に少し距離が出てくる年頃だが、別け隔てなくコミュニケーションを取ってくれるので、クラス皆が仲が良い。
何か感想を述べる時も、「いいと思います」だけでなく、「ここが、このようにいいよね。だけど、こうしたらもっと良くなるんじゃない?」と、より深く考えてくれる。
先生はかなり助けられていて、彼に感謝しています。
と、言って頂きました。
その絶大なる信頼の結果、卒業式の日、一番最後の合唱の指揮者に選ばれました。クラスだけでなく、学年の代表として選ばれたのです。
式の後で先生に伺った所、我が子しかいないと、誰(全教員)も異議なしだったそうです。

家庭では、家事を手伝いではなく当番制で、行えるようになりました。洗濯、料理を中心に、ほぼ何でも出来、アイロンもお裁縫もお手の物なので、ひとり暮らしもいつでも出来るレベルとなりました。

このようになるまで小学生で成長したのは、学校や家庭の中だけではとても難しかったと言わざるを得ません。まぁはすに通ったからこそだと、家族で一致しています。

人としての成長は、学力が疎かになる事もなく、寧ろ効率よく時間が使えるようになるので、悪い事はひとつもありません。
我が家の子のような体験を、沢山のお子さんが経験してくれたらいいなと、願うばかりです。

年齢に合ったアプローチをして下さっているし、親の知らない子育てに関する幅広い情報を
沢山教えてくださるのでありがたいです。

子どもも、学校とセットで、まぁはすに通うことが当たり前になっています。

自己主張するようになったこと。

自分で選べなかったり、決めることができなかったのですが、「こうしたい」「これはやりたくない」と言えるようになりました。

家でも学校でもない第三の場所として、自分らしさ、ありのままの自分を出せる場所です。

多様なプログラムをご用意頂いているばかりではなく、講師の質(人間性、指導方針含めた)も素晴らしいので、子どもの良き心が育まれているので、親としては安心です。

自分で考える力や、問題を解決する力が飛躍的に伸びます。

茶道、華道、囲碁、書道のプロによるレッスンが週替わりで行われたりスキー教室や海水浴、大使館、美術館などの豊富なプログラムがあり、
他の施設では真似できないような体験を通して、子どもは礼儀作法や思いやり、チャレンジする楽しさを学んでいます。

好奇心が旺盛になってきたのも嬉しいです。

運営の方の人脈が広く、着付けやSNSのプロの方などから話を聞く機会もあり、いろいろな可能性に触れられる場所だと感じています。

いろんなお話ができるので、親としても学ぶことができて助かります。

悩んだ時も気持ちに寄り添ってくださるので、安心して相談ができます。

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