自然体験のために、子どもたちと陣が下渓谷に行き、葉っぱの船造り競争のプログラムを行っていると・・・
「少しいいですか?」と、TBSと書かれたカメラを持った方に声をかけられました。
取材をするから、少し離れた場所で活動をしてほしいと言われるのかなと、思い距離をとりました。
ところが
ディレクターさんから「取材に協力してほしい」と言われびっくり仰天。
驚く私と、大喜びをしている子どもたち。
どうやら、私と子どもたちのやりとりを見て、ご興味を持たれたらしい。
ー どうして、この場を選んだのか?
自然から学べる環境だから。暑いので気持ちもいい。
ー どうやって、この場を知ったのか?
知人からの紹介
ー 何をしているのか?
今は、葉っぱで船を作って競争をしている。川の流れに合わせた船造りにチャレンジ中。
社会では、自分のコントロールができないことが多い。しかし、自分がコントロール
できることに取り組むことで難関も突破できる。そうしたことを体験を通して伝えている。
インタビューが終わったので、やれやれと安心をしていたら・・・
なんと、
それは事前調査であり、本番はアナウンサーが来て行うというではありませんか!
お二人は、一旦、来た道を帰っていきました。
初めての出来事に、戸惑う私たちー
「何をするんだろうね。」
「何を聞かれるんだろう。」
「まっ、そのうち来るでしょう。遊んでいよっか」
次は、石投げにチャレンジです。
夢中になっていると、
アナウンサーとともに再び渓谷に降りてきたカメラマンさんとディレクターさん。
いろんなことを聞かれたように思いますが、内容はほとんど覚えていません(笑
一つだけ、自然からの学びは、テキストから学ぶよりも
感性の高い子どもたちには大切であると言うことをお伝えしました(ように思います)
取材を終えて・・・
帰り道は登り坂が続きます。足元も整備されていませんので、根っこや岩もでています。道も狭い。そうした雑木林だからこその醍醐味もあるのですが、水に浸かった体は疲れるものです。上り坂が体に応えたのか、子どもたちからこんなコメントが出ていました。
「取材班の方って、大変だよね。一度、場所を確認してから、あの重たいカメラを抱えて、この道を往復したんだよね。」「ほんと、すごいよね。」「そんな大変な思いをしながら、アナウンサーの方もカメラの人も優しかったね。」「いい人に出会えて、よかったね」
子どもたち後ろから、最後の力を振り絞りながらも、人の良さに触れ合うことで、心も満たされたことを知り、疲れが吹っ飛びました。
ありがとうございます。